最近読んだマンガについて色々とりとめも無く書く。
□福満しげゆき
モーニングの方(僕の小規模な生活)が編集者がチェックをして直しを入れている分、練れていて面白かった。アクションは(編集者が勝手に決めた)タイトルがあまりにヒド過ぎ。「ウチの妻ってどうでしょう?」
もう全然センスが無い、「水曜どうでしょう?」みたい。(大泉羊などを見て笑えるのは頭がイカレている北海道民だけ。人間が素朴過ぎる。あいつら牛がモーと鳴いただけできっと二時間は笑う)
あと久しぶりにコンビニで読んだアクションがすっかりダメ雑誌になっていたのも軽くショック。
まるで漫画サンデーやゴラク。向上心の無くなったダメ大人が慰めに読む為のマンガばかり(アクションはB級だけど、もっと何処かで尖っていた筈)。
まぁこの雑誌で漫画読みが注目する様な作品は「鈴木先生」ぐらいなんだろうけど、コレも正直自分は否定的。どんな人達がこの作品にコロリとコカされているか、もう容易に想像がつくから。
つまり「本を読むリテラシー能力は高いけどマンガの絵を読むリテラシー能力は低く、でもそれなりに漫画をたくさん読んでいるので「自分は漫画をよく理解している」と錯覚している連中」だ。
コレはプロのライターの人が「ウシジマくんは全然平気だけど、ブラッドハレーの馬車はダメ。アレは精神的に堪える」と言ってたのをネットで見た時に確信した。
ウシジマくんは企画モノ漫画。プロのライターが取材をし、ソレ等を膨らましてストーリーを作っている。彼等は同業者なのでその「仕掛け」というのが見透かせる、読者を怖がらせようとする「あざとい意図」が筒抜けで見える。
でも絵(マンガ的な演出なども含む)に関してはその仕掛けが全然見抜けない。だから面白いように(ブラッドハーレーの馬車には)引っかかる。超爆釣り。
鈴木先生のキモはあの強迫観念のような「恐ろしく切迫感のある絵」にある。ソレだけで成立している。
そして(絵というのが分からない癖に)創作というモノに敬意を払いたい、応援したいという人間たちだけがアレを過大評価している。
※この辺り、ネット上にいる作画系ブロガーとかにも同様に感じる。あの人たちは優秀で真面目。そしてそれ故にタチが悪い。
彼等はたいてい東大の下位学部出身者。エリートだけどエリート中のエリートにまではなれない。実利的な学問で挫折すると急に文学や芸術、哲学などに目覚めだす。
彼等の動機は自分の持っていないモノに対する憧れだけ。無批判に創作という分野をひたすら全肯定する。(良い創作とそうで無いものがあるのに、何でもかんでも(クオリティーが高ければ)持ち上げて完全にルールを破壊する。しかも最悪な事に、まったくの善意で!)
だから君等はSUKEBENINGENの敵。全員ぬっころします。