オタクは本当に欲しいものを欲しいと言ってみたらイイ。


オタクは地方の国道ぞいにある量販店。東京で売れ残った死に筋商品の掃きだめ。そんな残飯ばかりをいつも喜んで食べる。

ゲーム情報番組のアシスタントの女の子のレベルは格段に落ちる。ミニスカポリスとの合同企画の時はとくに凄かった。
まるで全然違う生き物。ゲーム番組の女の子達もそれを自覚して悔しそうな顔でうつむき、そしてひどく苛ついていた。

メイドカフェも同じ。雑居ビルの上の方でぞんざいに投げやりな内装。原価率の低そうなパスタをグチャリと大盛りにして、更にケチャップで小汚くデコレーションする。
そしてアンナミラーズの出来損ないな清潔感のまるでないコチュームを着た「オタク系サークルならモテモテクラスの女の子たち」とのミニゲームにご機嫌でイヤらしく興じる。

また、やや低迷気味な芸能人たちの「お手軽な景気づけの場所」としてもオタクはよく利用されている。

そうやってケーキを分ける際には必ずハズレの部分ばかりをオタクは引かされる。少し焦げて堅くなった、はしっこの方だ。
そしてそんな空気を敏感に感じ取り、わざわざ挙手をして自らその部分を欲しがる。誰かに命令されて自分が悲しい思いをしないで済むように。「いや〜、このカリカリが好きなんだよねぇ〜」そんな独り言を聞こえるように言う。
欲望が去勢されている。箱の高さまでしか飛べなくなったバッタだ。

たまには言ってみたらいい。「自分もみんなと同じく、そのサンタさんのお家のところが欲しいです」って。