「らき☆すた」のOP曲、「もってけ!セーラーふく」について書くよ!


自分が畑亜貴の名前を最初に意識したのは、あずまんが大王の「空耳ケーキ」です。不思議でシュールなフワフワとした感じの詞。「何だか谷山浩子みたいだなぁ〜」最初はそんな印象でした。

ハルヒの「ハレ晴レユカイ」もこの人の作詞でした。今回の「もってけ!セーラーふく」で作風が完成した印象を受けます。まさに集大成といった感じです。

ちなみに、こんな曲です。「もってけ!セーラーふく」※音声アリ

まずこの人は言葉にすごくフックがあります。言葉を自由にブンブン振り回すようなタイプ。「よくこんな面白い言葉の組み合わせを見つけられるよな」と自分などは感心しきりです。ジェラシーの炎がメラメラします。

それと「言葉の意味よりも、純粋に音として曲に乗っかった時の魅力を優先するタイプ」だから、一見すると「意味の通じない言葉の羅列」っぽく見えたりもします。

でもこの人の詞の本当の魅力って実際にアニメの画面に合わせて自分も口を動かして一緒に歌ってみることで、初めて分かるような仕組みです。
曲に合わせて言葉を発するのが楽しくなるように出来ています。すごくフェティッシュな言葉ばかりを選んでいるの。

それとアニソンというジャンルに対する「一つの回答」にも、この曲は見えました。「歌手ではない声優が歌を歌うという事の意味」みたいなものへの回答です。

戸田恵子のように元歌手の声優ならば、ただそのまま歌えば良いと思う。でも(歌手としては)素人に過ぎない声優が中途半端なレッスンを受けて「セミプロみたいな歌」を歌う事には、まるで意味がないです。
もっと「声のプロ」というアドバンテージを活かせるようなやり方がある筈。そしてこれは「ソレ」をやっていると思います。

声優を無理矢理歌手に仕立てるのでは無くて、「癖があって出る音はかなり限られているけど、その代わりすごく良い音が出る楽器」として完全に割り切っている。
「出ない音があるのは仕方が無い、だってそういう楽器なのだから。出来る事を最大限に活かして魅力的な曲を作ろう」そんな印象です。

だから、みんなもっと畑亜貴のヤバさを知るべきだと思います。(強引にまとめる)